【2023年】初心者向け・初めてのSwiper.jsの使い方とオプションを解説
webサイトを作るにあたってほぼ必須と言っても良い機能が、「スライドショー」ではないでしょうか?
自分で一から製作するのはかなりしんどい機能ですが、Swiper.jsを使えばかなり簡単にスライドショーを実装することが可能になります。
Swiper.jsは、jQueryに依存しないプラグインですので、様々な場面で活用できる汎用性の高い万能プラグインです。
また、jQueryに依存しないことによって、比較的高速に読み込みことが可能というのも魅力です。
ぜひ使い方をマスターしましょう!
Swiperを導入しよう!
まず初めにSwiperを読み込んでみましょう。
公式ページはこちら
トップページメニューの一番左のGet Startedから、Use Swiper from CDNを参照し、コードを持ってきてください。
ファイルをダウンロードしたい場合は、その次のDownload assetsからリンク先へ移動しましょう。
リンク先を自分のファイルの中に、別名で保存しましょう。
Swiperを使ってみよう!
HTMLの基本構造
Swiperの基本構造は下記のようになります。
<div class="swiper">
<div class="swiper-wrapper">
<div class="swiper-slide">first slide</div>
<div class="swiper-slide">second slide</div>
<div class="swiper-slide">third slide</div>
</div>
</div>
注意点として、class名は決まったものしかダメということです。
swiper-wrapper
と、swiper-slide
は名前変更NGですので、スペルミスなど注意してください!
JavaScriptの基本構造
HTMLの準備が整ったら、JavaScriptの記述です。
基本形は下記になりますので、一度コピペして動作確認することをお勧めします。
const swiper = new Swiper(".swiper", {});
第一引数には、スライドさせたい親のclass名を記述します。
セレクタを書くので、クラス名指定の時は、先頭に「.」を忘れないようにしましょう。
イメージとして、document.querySelectorで指定する書き方と同じです。
第二引数には、必要であればオプションを記述していきます。
Swiperが動かない時の対処法
この時点でswiperがうまく動いていない場合は、どこかで不具合が発生しています。
どれかに当てはまっでいないか確認してみましょう。
- CDNの場合、CSS・JavaScriptファイルをきちんと読み込めているか?
- 自分で準備したjsファイルより先にに読み込んでいるか?
- クラス名は決められているものがついているか?
Swiperをカスタマイズしよう!
Swiperには様々なオプションがあります。
代表的なものをご紹介しますので、色々カスタマイズして遊んでみてください!
オプション | 説明 |
---|---|
loop | 最後まで行った後最初に戻る |
autoplay | 自動で動かす |
delay | スライド移動の間の時間(ms) |
slidesPerView | 初期に見せるスライドの枚数 |
spaceBetween | スライドの隙間(px) |
effect | スライド移動時のエフェクト |
breakpoint | レスポンシブ対応 |
実際にオプションを設定する際に、最も混乱するのはbreakpointsの設定かと思います。
上記のコードではブレイクポイントを768pxとしています。
直感的に、768px以下の時はスライド枚数を2枚にするのか?となりますが、Swiperはbreakpointsの数値(px)以上の幅の時の設定を{}の中に記載します。
@media(min-width: 768px)
とおんなじですね!
すこし記述に慣れが必要ですが、とても便利なプラグインでコーディングの幅も広がるので、ぜひチェックしてみてください!
まとめ
swiperの基本的な使い方を解説しました。
スライダー機能は非常によく使用するので、ぜひswiperを使ってみてください!